休日。
水曜日が休日と言うのは、ちょっとうれしい。
だけど、また明日気持ちを入れ直さなければならない。
言ってみれば、いつも感じる重苦しい月曜日を2回乗り越えなければならない。
車は試しに動かしてみれば、一応ハマっている所からは出た。
出たけど、また入れるのに苦労した。
何度も動かすと音で回りにも迷惑かかるので、とりあえず、もう少し雪が溶けるまで様子を見る事にする。
だけど、動いた瞬間、気持ちが軽くなった。
自分が思っている以上に車に依存しているのだと改めて思った。
楽をしている。
こんなに人生を楽にしているには良く無い。
まあ、昔、大きい事故2回やっているので、イーブンか。
すっかり汽車とバスの乗りこなし方が分かって来たので、ちょっと慣れたもんでJRタワーの中にあるプラニスホールまで行ってみた。
宮沢賢治の物語に様々なアーティストが絵を描いている展覧会。
絵がメインで詩の方はほとんど紹介されていない。
銀河鉄道の夜は大好きで、2年前くらいに熱心に読みふけった。
青空文庫で、ラストシーンを3回書き替えていたのを初めて知った。
そこにすごい興味を引かれ、結局最後に選んだシーンが僕的にも一番納得がいくものだった。
だけどその3回書き直したと言う事によって、初めてこの物語のテーマを理解し、僕なりに掴んで、しばらくいい気持ちに浸っていた。
あまりにも好きになって最後の方の好きな箇所を丸々書き写したりした。
享年37歳。
昔は死がもっともっと身近にあったと思う。
結局その差が、現代との思想の違いに反映される。
不謹慎にも聞こえるが、死に近づけば近づくほど、無駄は無くなり、限りなくゼロに近くなる。
それを美しいと思ってしまうのも仕方が無い。

帰りはマグロ丼を食べた。
すごい混んでいて、落ち着かずあまり味は覚えていない。
まるたけライン
★★★★★
星5です。
わさび醤油をごはんにかけたら、味的にはある程度クリアになってしまいます。
紀伊国屋にも寄って見るが、コーチャンフォーとそんなに変わらない。
若干、こっちの方が品揃えはいいかも。
賢治が死んだ後に草野心平や弟達で作品の編集をしていて、未発表のものを全部まとめ直して、終わったと思ったら、弟が持って来た賢治のバッグの奥から黒い手帳が出て来た。
それにあの有名な雨ニモ負ケズの詩が書いてあった。
むしろ一番有名な作品が、こんな殴り書きで書かれていたものであったのにも驚くが、その文字とも判別しがたい字のかたちが、死の床での状況や、思いを表している。
そんな有名な黒手帳が複製版として売っていた。
手に取って見ると、その魅力にどんどん取り憑かれ、ずっと手にもって見てしまった。
欲しかった。
すごく欲しくなって来て、一度やめようと思っては引き返してまた手に取って見てしまう。
字が生きている。
見ていて飽きない。
100円ショップで買えそうな手帳に10ページほどの詩や、メモ書きがあるだけ。
中には1ページ丸ごと南妙法蓮華経と書かれたものもある。
後から後悔しそうなので、思いきって買った。
ただ高い。
2,500円。
良い値段設定だ。
こんなもんそんなに買うやつはいない。
また体重増えてます。
だけど体つきは締まって、いい感じになってます。
腹筋222回。
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