2014年7月29日火曜日

待つしかない

漫画を作る際、一番重要なのがストーリーです。
お話などしっかりしたものは今までほとんど作った事がなく、初めから終わりまでというのを一作品だけ作った事がありますが、それももう15、6年前の事です。

小説もいろいろと読んだり、小説の作り方なんて本も割と面白くて深く読んだのですが、話を作ると言うのはとにかく難しいというよりも、何か思いつくまで待つしかないという感じでした。

あまり考え過ぎても変に凝り固まっちゃうし、かといって全く考えなかったら何の手がかりもありません。



一番ひらめくのは風呂でした。
だから何回も入ってはちょっと顔を湯にうずめてうんうんと悩んだのです。
出てくる時はバタバタっと溢れかえって収集がつかないのですが、出てこない時は本当に出てこなくて、次の一コマをどうするかでかなり作業が止まってしまいました。

なので次回作ももちろん作るのですが、普段からアンテナを張って何か思いついたらメモをとるようにしています。
でもメモも書いている途中でどんどんアイデアが手元から離れて行く時があるので、もっと良い方法はiPhoneのボイスメモです。
今回もたくさんボイスメモをとったのですが、採用したのはごくわずかでした。
でもそれがあったから先に進めたようなものです。

漫画というより、話を作るプロって本当にすごいなぁ〜って思います。

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